Column
こんにちは!
KitchenreformLabです。
いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。
今回は、【2025年最新】キッチンリフォームの補助金と助成金について徹底解説!申請方法や具体的な申請例もご紹介いたします。
キッチンリフォームを検討している方にとって、「費用の負担」は大きな課題です。しかし、2025年現在、国や自治体による補助金や助成金制度を活用することで、賢くリフォーム費用を抑えることが可能です。本記事では、最新の制度情報を踏まえながら、対象となる補助金・助成金の種類、申請方法、注意点、さらには具体的な申請事例まで詳しくご紹介します。
◆住宅省エネ2025キャンペーンとは?
2025年現在、キッチンリフォームに活用できる最も注目の補助金制度が、住宅省エネ2025キャンペーンです。これは、国土交通省・経済産業省・環境省が連携して実施している大規模な住宅支援制度で、以下の4つの事業によって構成されています。
◯ キャンペーンを構成する4つの補助事業
- 子育てエコホーム支援事業(国土交通省)
- 先進的窓リノベ2025事業(環境省)
- 給湯省エネ2025事業(経済産業省)
- 賃貸集合給湯省エネ2025事業(経済産業省)
この中でも特にキッチンリフォームに直接関連するのが、子育てエコホーム支援事業です。リフォーム内容によっては、その他の制度との併用も可能です。
◆子育てエコホーム支援事業の概要とキッチン対象工事
「子育てエコホーム支援事業」は、省エネ性能を向上させるリフォーム工事に対して補助金を支給する制度です。
〇対象者
- 世帯の年齢や構成にかかわらず、すべての世帯(子育て世帯・若者夫婦世帯以外も可)
〇 対象期間
- 【契約期間】2024年11月2日以降の工事契約
- 【着工期間】2024年11月2日〜2025年12月31日まで
- 【申請期間】2025年3月下旬〜2025年12月31日(予定)
〇 キッチン関連の補助対象工事と金額(任意工事)
工事内容 | 補助金額 |
ビルトイン食器洗浄機 | 25,000円/台 |
掃除しやすいレンジフード | 13,000円/台 |
ビルトイン自動調理対応コンロ | 15,000円/台 |
キッチンセットの交換(対面化含む) | 最大91,000円/台 |
これらは単独で申請することはできず、以下の「必須工事」を2種類以上組み合わせることで補助対象となります。
◆補助対象となる“必須工事”の内容とキッチンとの関連
以下のいずれか2つ以上を実施する必要があります。
- 開口部の断熱改修(例:キッチンに面する窓の断熱化)
- 外壁・屋根・床の断熱改修(例:キッチン床の断熱材施工)
- 高断熱浴槽・節湯水栓・高効率給湯器などの省エネ設備の導入(キッチン水栓の交換やエコキュート設置など)
これらを組み合わせて「Sタイプ(上限60万円)」または「Aタイプ(上限40万円)」の申請が可能です。
◆具体的な組み合わせ例(キッチンリフォーム中心の場合)
<例1> Sタイプ(必須工事3種+任意工事)
- キッチン窓の断熱改修
- キッチン床の断熱材施工
- 節湯水栓への交換
- キッチンセットの対面化リフォーム → 合計補助額:約150,000円
<例2> Aタイプ(必須工事2種+任意工事)
- 高効率給湯器の設置(エコキュート)
- キッチンの窓断熱改修
- ビルトイン食洗機の導入 → 合計補助額:約80,000円
◆申請条件とスケジュール上の注意点
- 補助額の合計が5万円以上でなければ申請不可
- 工事契約前に対象工事内容を明確にする必要あり
- 工事着工後の申請は不可
- 原則、登録済の事業者(施工業者)による申請が必要
◆補助金の申請の流れ(キッチンリフォーム編)
- 登録事業者との相談・現地調査
- 工事内容を決定し、補助対象製品・工法を選定
- 工事契約を締結(2024年11月2日以降)
- 申請に必要な書類(見積書・図面・写真など)を準備
- 工事実施 → 完了報告 → 補助金交付
◆岡崎市在住・50代夫婦の具体的な申請事例(2025年版)
- リフォーム内容:キッチン対面化、IHコンロ導入、食洗機・断熱窓改修
- 利用補助金:子育てエコホーム支援事業(Sタイプ)
- 補助金合計:約170,000円
- 備考:水栓・設備の省エネ性能はメーカー製品カタログで証明
◆補助金活用での注意点と対策
- 対象製品の型番・仕様に注意(型番違いで対象外になることも)
- リフォーム計画は早めに立てること(予算上限に達すると受付終了)
- 施工業者が補助制度に対応しているか確認
- 申請はすべて登録事業者を通じて行う必要あり
- 同一住宅で複数の制度を活用する際は併用可否に要注意
◆よくある質問と注意点(FAQ)
Q1. 補助金の対象となるキッチン設備の基準はありますか?
➡ 国が指定する性能基準を満たした製品でなければ対象外となります。各設備の対象製品一覧やメーカー品番を必ず事前に確認しましょう。
Q2. すでに工事を開始しています。補助金は申請できますか?
➡ 工事着工後の申請は一切受け付けられません。契約日・着工日を厳密に管理し、事前申請が必須です。
Q3. 途中で工事内容を変更した場合はどうなりますか?
➡ 補助対象外となる可能性があります。契約後の仕様変更は、必ず施工業者と相談の上、補助要件を満たしているか確認しましょう。
Q4. DIYでの施工や友人による施工は対象になりますか?
➡ 対象外です。補助金は登録事業者による施工のみ対象となっています。
Q5. 交付申請から補助金の入金まではどれくらいかかりますか?
➡ 工事完了後、完了報告の審査を経て1〜2ヶ月程度で指定口座に振り込まれます。工事内容や申請状況により異なる場合があります。
◆まとめ:制度を使いこなして、キッチンをもっと快適に。
住宅省エネ2025キャンペーンの補助制度は、キッチンリフォームにも幅広く対応しており、最大で数十万円の補助を受けながら最新設備を導入することが可能です。
補助金を有効に活用するためには、以下の3点が特に重要です:
- 制度の要件とスケジュールを理解すること(必須工事+任意工事、契約日と着工日など)
- 対象製品や施工内容が補助基準を満たしているか確認すること
- 実績のある登録事業者に依頼し、申請手続きをスムーズに進めること
制度の内容を正しく理解し、信頼できるリフォーム会社と連携することで、費用を抑えつつ機能的で快適なキッチン空間を実現できます。補助金の申請は先着順。まずは早めに動き出し、制度のメリットを最大限活用しましょう。
\ 補助金活用のご相談は当社まで!最新制度のご案内と無料見積を実施中 /
詳しくはこちらから!